夫婦生活

こうはなりたくない!恐るべし仮面夫婦の実態

仮面夫婦にならない方法

仮面夫婦」という言葉を聞いたことがある人は多いと思います。

では、実際に「私たち夫婦は仮面夫婦です」と自覚している人はどのくらいいるでしょうか。実は、日本の20代~40代の夫婦の中の2~3割は仮面夫婦なのではないかと言われています。意外と多いですよね。自分では気が付かないうちに仮面夫婦になってしまっている可能性もありますが、せっかく結婚したのに、出来ればそんな風にはなりたくないですよね。

今回は、仮面夫婦の実態と、そうならないための方法をご紹介します。

まず、仮面夫婦の特徴とは

仮面夫婦

・相手に興味、関心がなくなる
・会話は必要最低限
・スキンシップを受け付けない
・一見は夫婦円満に見える
・SNSや人前では仲いいふりをする
・一緒に食事をしない
・世間体や子供のためだけに離婚しない

などです。世間体をかなり気にするのか、外では仲良し夫婦を演じているということになります。子供のために離婚はしないという人は多いですが、大抵の場合は子供もその空気を察知して気づいています。やはり伝わってしまうものなのですね。
また、医師や弁護士、公務員などの、社会的地位の高い職業の人に多く見られます。

そもそも、仮面夫婦になる原因とは

・セックスレス
・どちらかの不倫が発覚したから 
・趣味や仕事に夢中になり過ぎる
・結婚後の相手の変化を受け入れられない

セックスレスから不倫の流れはとても多いです。悪循環ですよね。セックスレスだから仮面夫婦になる場合と、仮面夫婦だからセックスレスになる場合があり、いずれにしても不倫を招いたり、より一層相手を受け付けなくなってしまうのです。
また、仕事熱心なのはよいことなのですが、休みの日でも家庭を省みなかったり、どちらかが家庭を大切にしない場合はそこから溝が深まります。溝が深まる前に修復できればよいのですが。修復不可能になってしまっても離婚はしないというのは、経済的な理由や、子供のため、やはり世間体なのでしょう。

では、仮面夫婦になってしまったらどうしたらいいのか

仮面夫婦にならないためには
自分たちは仮面夫婦だという自覚があり、なおかつ、また以前のように戻りたいと望むのであれば、他の家庭の現状も知ることです。
現実では人に相談しづらい問題ですので、例えばこのような記事をネット読んで経験談を情報収集してみるのもよいですし、専門家に頼ってみてもよいでしょう。とにかく、こういったケースは、自分たち以外にも多くいるのだということを知ることです。
そうすると、自分だけではないんだと気が楽になり、少しずつですが夫婦仲を改善していこうと前向きな気持ちになれるのです。

最初は、夫と目を合わせて会話をする時間を少し増やしてみるだとか、一緒に朝食を食べてみる、気になっていたお店に一緒に行かないかと誘ってみる、オシャレして二人で出かけてみる、など、簡単なことから始めてみましょう。時間はかかりますが、少しずつ改善していくことは可能なのです。

仮面夫婦にならないために・・・

日ごろの行いの積み重ねで、相手を思いやる気持ちはいつも忘れないようにしましょう。
そして、少しでも「ん?」と思ったことがあれば、すぐに話し合いをすることがとても大切です。どんなに忙しい人であっても、一日10分くらいは夫婦で話し合う時間をつくれるはずです。
話し合いを後回しにしていると、いつの日か「どうせわかってもらえないし・・・面倒くさいからいいや。」と、相手の本心があいまいなまま時間が過ぎてしまうので、誤解が生じたままになってしまうのです。なので、思ったこと、疑問に思ったことは溜め込まずに話すことを心がけましょう。

最後に・・

仮面夫婦の実態は、案外身近なものだということですね。離婚という悲しい結末を迎えないためにも、これを機会に自分たち夫婦の在り方について考えてみてはいかがでしょうか。
せっかく愛し合って結婚した二人なのですから、最後まで一緒に添い遂げられるように、日々の生活の中で、お互いが些細な部分をしっかり意識していきたいものですよね。