結婚すると、自分の親や、夫の親から 「次は子供だね~!」 と言われるようになりますよね。
どうしても孫の顔が見たいというのが、親の正直な気持ちであり、それは正常な感覚なのです。
しかし、人によってはそれを 『プレッシャー』 に感じてしまうのではないでしょうか。
子供は授かりものですからね・・・悩みの種ですよね。
実は私も、夫の家族との食事会のときに、しれっと 『初孫』 という日本酒がでてきたことがあります。(笑)
無言のプレッシャーに感じてしまいました。考えすぎですかね!
では、なぜ親たちは孫の顔が見たい!と思うのでしょうか・・・
今回はその心理をまとめてみました。
自分の子供が親になり一人前になったところを見届けたい
親たちは今まで長いこと人生を歩んできて、その中で妊娠や出産はとても大きなできごとだったはずです。
あなたのことをずっと何年も育ててきて、結婚して自立した姿を見て、今度はあなたが親になって子育てしている姿をみることで、一人の人間を立派に育て上げたということで安心し、とても嬉しいのではないでしょうか。
孫は自分の子供ではないから直接的な責任感がない
少し皮肉的に聞こえてしまうかもしれませんが、孫が可愛い可愛いと思うのは、何かあった時に責任を取るのは親なので、直接的な責任感がなく、可愛がるだけでよいからというのも理由の一つではないでしょうか。
子育てを親のように真剣に悩むこともありませんし、心に余裕をもって孫を可愛がることができるので、歳をとってからもう一度小さい子と関わることで親はあなたを育てていた頃と重ねて可愛がりたい心理があるように思えます。
自分の今までの人生は正しかったんだという自己肯定感が満たされる
長年人生を歩んでくると、ふと、「自分の今までの人生は正しかったのだろうか・・・?」と思い返すことがあります。
親たちもきっとそうです。
そんな中で、自分の子供が結婚し、やがて孫もできることで、「自分の人生はとてもよいものだったなぁ~・・」と満足し、幸せな気持ちになれるのです。
定年後の喪失感がなくなる
孫ができる年齢って、だいたい親の定年のころと重なることが多いと思います。
会社員の場合は、定年すると今まで会社で築き上げてきた役職などがなくなり、なんとなく喪失感を感じてしまうこともあります。
そんな中で、孫の誕生と言うおめでたい出来事が起こると、新しい生きがいとなり、定年後もイキイキ暮らすことができるのです。
友達や近所の人に自慢したい
親の周囲でも孫が誕生し、孫の話をする人が増えてきます。
そんな話を聞いているうちに、「自分も早く孫の話を周りにしたいなぁ~」という気持ちになります。
まとめ・・
親たちの「早く孫の顔が見たい」という言葉にはこのような気持ちが込められているのではないでしょうか。
歳をとると、小さな命の誕生がとっても嬉しいものなのです。
プレッシャーに感じてしまう気持ちもとてもわかりますが、親の気持ち考えると、そちらもわかる気がしますね・・・!
とはいえ、育てるのは自分たちです。覚悟もない、大してほしくもない、そんな状態で親孝行のためだけに産む、と言う判断も違う気がします。人生の中でも大きなステージであることは間違いないので、パートナーとよく話し合って計画的に進めていきましょう!