結婚=子供
という考えについて、あなたはどう思いますか?
現代では、必ずしもそうではないのではないか、という声も昔よりは増えたのではないでしょうか。
周りが口を出す問題ではなく、それぞれの夫婦が決めることです。
今回は、本来メリット、デメリットで決めるものではないのかもしれませんが、子供を産むか産まないかそれぞれのメリット、デメリットについて書いていきたいと思います。
子供を産むメリット
やはり自分と血のつながった分身ができることではないでしょうか。
夫とはどんなに仲が良くても、血のつながりはありませんからね。
自分の子供は、命さえあげたって構わないと思えるくらい、唯一無二の存在になることでしょう。
今まで、自分以外の誰かのために、自分を犠牲にできたでしょうか。
子供とは、自分以上に助けたい、守りたい存在になります。
それほど大切で、愛おしい存在です。
また、子供が産まれることで、夫婦の絆もさらに深まるのではないでしょうか。
子供は夫婦の宝です。子どもの父親と母親として、やっと本当の家族になれたと思うはずです。
そして、自分の親にも孫の顔を見せ、抱かせることができます。
これは最高の親孝行ですよね。
自分も親になり、育ててくれた親のありがたみが身に沁みることでしょう。
また、子供の成長とともにを新たなコミュニティーも増えるので、世界が広がります。
子供がいなければ関わらなかったであろう、学校関係、ご近所付き合い、ママ友など、新しい人たちと関わり、自分自身も子供を通じて成長できるのです。
夫婦二人の生活とは一変し、人間を一から育てていくのですから、責任は増えます。
しかし、それ以上に喜びや感動も必ず増えます。そしてなにより、我が子は本当に可愛い!
親になり、その後は子供の成長を見守っていくことで、幸せを感じることでしょう。
生きがいがあること、それは将来自分の人生を振り返ったときに、誰かのために生きた、悔いのない人生だったと、自分自身を誇れるのではないでしょうか。
子供を産むデメリット
まずは、金銭面でしょう。
子どもを育てるためには、学費など、とてもお金がかかりますよね。
民間保険会社の調査によれば、一人の子どもが誕生してから大学卒業するまでの22年間でかかる費用は、4625万~7704万円(学費に関しては公立と私立により差が出る)となっております。
そのため、夫婦二人のときのように、趣味にお金をバンバンつかったり、頻繁に外食や旅行は難しくなります。
また、自分の自由につかえる時間も少なくなります。
子育てが優先ですから、今までのように時間をかけてオシャレをしたり、ゆっくりお風呂に入ったり、友達と遊ぶ時間だったりが、なかなか思うようにつくれなくなります。
やはり子供が第一優先ですからね。自分のことは、後回しになります。
よく聞くママ友トラブルなど、子供関係の人間関係などで悩むこともあります。
コミュニケーション能力が問われ、周りと上手くやっていくことが必要です。
夫婦間ではどうなのかというと、子供ができてお互い親になることで、「男と女」から「パパとママ」になり、家族としては仲が深まりますが、子供が生まれる前のような、恋人のような関係はなかなか難しくなるかもしれません。
子供を産まないメリット
子供がいないことで、自分の時間やお金を自由に使うことができます。
子育てで体力を使うことも、子どものことで心配事が増えることもないので、いつまでも夫婦ふたりで、仲良く若々しくいることができます。
子供のことに関する夫婦喧嘩も必要がないので、穏やかでいられるでしょう。
女性は出産すると、体形が崩れたり容姿が劣化するといいますが、そのようなこともなく、夫は妻のことを女性として見続けることでしょう。
ママ友やPTAなどの煩わしい人間関係にもかかわらなくてもよいので、ストレスを抱えることも少ないと言えます。
子供を産まないデメリット
自分よりも大切な存在ができるという感情。
無償の愛をささげるという母性。
夫婦の宝。
この感覚を知らぬまま、人生おわってしまうことです。
子供がいない夫婦は、若いときはよいかもしれませんが、歳をかさねるにつれて、寂しいと感じることもあるでしょう。
周りの夫婦が子育てで忙しそうにしている姿を見て、大変そうだけれど、新たな生きがいを見つけて幸せそうに見えるのではないでしょうか。
後になって子供が欲しいと思っても、出産にはどうしてもリミットがあるので叶う可能性も低くなってしまいます。
また、自分の親に、孫を見せてあげられないことを悔やむこともあるでしょう。
新たな命の誕生は、みんなの活力や幸せにつながりますからね。
もしも、夫婦のどちらかが、先立ってしまったら、一人ぼっちになってしまうことも考えられます。
出産に対する考えは人それぞれ。パートナーとじっくり話し合って決めていきましょう
今回書いたことは、私個人の意見であり、子供を産むか、産まないかは、本当に人それぞれではないのかな、と思っています。
子供が欲しいと思っているけれど、なかなか授からなくて、ということもあると思います。
また、子供を授かっても、虐待などの胸を痛めるニュースも目にします。
こうするべきだ、なんて決めつけずに、自分が置かれた環境で、一番ベストな選択をしていきたいですね。